
インターネットで予約を受け付ける仕組みの中で、抽選応募受付機能がある予約システムを活用すれば人気商品の販売や数の限られるサービスの提供時にとても便利です。
システムが抽選をおこない、付随する対応もほぼ自動対応できるため、予約者にとっても管理者にとっても利便性が高い予約の仕組みとなるでしょう。
公共施設での活用事例も多い抽選応募方式での予約システム構築についてご紹介します。
抽選機能付きの予約システムで、利用者に公平な購入(利用)機会を提供し管理者の負担も軽減できる
予約システムでは一般的に以下のような予約の流れとなります。
- アクセスするすべての希望者が予約申し込みをする
- 数量限定商品や、時間枠、参加可能人数の限りがあるサービス提供などの場合には、埋まった段階で予約受付自体を停止する(新たに予約しようと思ってもできなくなる)
- 予約者の中からキャンセルが出た場合には、キャンセル待ち登録をしていたユーザーへ自動案内する
しかし抽選応募形式に対応している予約システムの場合、受付期間中であれば急がずともいつでも好きな日・時間帯にエントリーができ、受付期間終了後のシステム側での自動抽選で当選者(限定商品やサービスを購入・利用できる人)を決定するといったことが可能になります。
この仕組みによって、アイデア次第でさまざまな活用法が考えられますが、以下に一般的な例をご紹介します。
人気商品・人気イベントの販売予約
人気の高い商品やイベントの販売においては、どうしても予約受付開始直後から応募が殺到し、あっという間に枠が埋まってしまうということが起こります。
しかしこれでは、忙しくてすぐに情報を確認する余裕がなかったり予約操作を行う時間がとれない人にとっては、そもそも検討の対象外となってしまい、せっかく興味を持ってくれている見込み顧客を受付の仕組みのせいで逃してしまう、という結果にもなりかねません。
抽選応募形式の予約であれば、興味を持ってくれているすべての人に公平な応募機会を提供でき、また企業側にとってもより多くの見込み顧客から購入意思を伝達してもらえる、という利点があります。
一日の利用可能人数や利用可能団体数が限られる施設の利用予約
スポーツ施設やバーベキュー場など、一日における利用可能人数や団体数が限られてしまう施設においても、抽選応募形式の予約受付が最適です。
実際の活用事例のひとつとして、例えばさいたま市の公共施設予約においても、抽選予約形式が採用されています。
▼参考
さいたま市「公共施設予約システムの抽選日程、空き施設予約開始日程等について」
業種や業態を問わず、「キャンセルによる空き」を防止したい場合にも
例えば参加人数ぶんの食材をあらかじめ用意する必要がある料理教室などで、開催日の直前に予約キャンセル者が出た場合、利用者の充足が間に合わず準備が一部無駄になってしまう、ということがしばしば起こります。生ものの食材は「次回ぶんにとっておく」ということも難しく、そのままコストの損失になってしまいます。
予約システムで抽選応募形式にしておけば、キャンセル希望者は応募期間中のキャンセルのみ受け付けるかたちにしつつ、もしキャンセルが出た場合は申込期間終了後に予約者のなかから満員になる人数まで再抽選して予約確定する、といった運用が可能です。
予約システム「ChoiceRESERVE」は抽選応募受付機能を完備
多機能型の予約管理システム「ChoiceRESERVE」は、本記事でメリットをご紹介した抽選応募受付機能をはじめ、予約メニューオプション作成、各段階での自動メール案内、クレジットカード決済など、あらゆる業種や業態、環境で予約者に利便性を提供しつつ管理者の業務負担も軽減できる豊富な機能を搭載しています。
ぜひ下記資料などもご覧いただきつつ、導入をご検討ください。