この記事の3行まとめ
  • 研修・セミナーの受付管理システムは、研修やセミナーの受付から日程変更などの事務作業を自動化し、大幅な業務効率化を実現
  • 既存システムとのデータ連携や一元管理により、手入力によるミスや属人化を解消可能
  • 予約システムの機能やシステム選定時のポイントを解説

セミナーや講習会を開催する上で、煩雑となりやすいのが受付手続きや「予約後の日程変更・キャンセル対応」「請求書や名簿などの作成」「リマインダーなどの各種フォロー」といったバックオフィス業務です。

研修の受付管理システムを活用することで、多くの業務を自動化でき、運営者はセミナーのコア業務に集中できるようになります。

本記事では、セミナー受付管理の課題解消に役立つ予約システムの機能や比較ポイントについて解説しています。

研修の受付管理に予約システムを導入するメリット

予約システムのメリット「merit」の文字

予約システム導入のメリットは、単にウェブで予約受付をするだけではありません。これまでアナログな対応やシステム間の分断などによって発生していた事務作業の負担を軽減し、受講者の予約体験を向上します。

ここでは、「非効率なアナログ管理」「複雑な業務フロー」「人的ミスの発生」といった課題に対し、システム導入によってどのように解消され、業務効率化と受講者の利便性向上につながるのかを解説します。

申込から定員管理・リマインドまでの自動化による業務効率化

予約システムを導入することで、これまで手動で行っていた一連の事務作業を自動化し、事務工数を大幅に削減できます。

システムがウェブ上で申し込みを受け付け、データ処理と通知を自動で実行するため、人の手を介する必要がなくなるためです。
予約システム仕組み

受講者がオンラインで申し込むと自動で定員がカウントされ、満席時の受付終了やキャンセル待ちへの対応も自動で行われます。また、申込完了メールや、研修日前のリマインドメールも自動送信されるため、担当者が都度手動で対応する必要がありません。

さらに、受講者が日程変更やキャンセルを行う場合も全てウェブ上で行えるため、担当者が電話やメールで対応することなく、業務に集中できます。

講座数や受講対象者が多い場合でも、システムが自動で対応するため、人的リソースを使わずに運用が可能になります。

リアルタイムな情報共有とデータ一元管理による人的ミスの削減

予約システムを導入することで、研修管理における人的ミスの発生リスクを大幅に軽減し、業務の属人化を防ぐことを可能にします。

すべての受付情報や受講者データが一つのシステムに集約され、常に最新の情報を共有できるからです。

予約システムでは、予約情報、参加名簿、キャンセル状況、入金状況などがリアルタイムでシステムに反映されます。これにより「最新のデータがどれかわからない」「手動での転記ミスが起こりやすい」「ダブルブッキングやオーバーブッキングが発生しやすい」といった人的ミスを削減することが可能です。

また、紙台帳による管理が不要になるため、どの担当者でも管理画面から予約状況を把握・操作できるようになります。これにより業務の透明性が確保され、担当者の引き継ぎもスムーズになり、属人化の解消につながります。

結果として、データの正確性が向上し、情報共有の確認にかかっていた管理者間のコミュニケーションコストも大幅に削減できます。

24時間365日対応可能なオンライン受付による受講者の予約体験の向上

予約システムを導入することで、受講者にとって利便性の高い予約体験を提供し、スムーズな研修参加を促すことが可能になります。

受講者は24時間365日いつでも自身の都合の良いタイミングに予約が可能になります。さらに、受講者がマイページなどから予約日程の確認、変更(振替)、キャンセルといった手続きをウェブ上で容易に行えることが可能になります。

これにより、受講者は日程変更やキャンセル手続きのために主催者側へ問い合わせる手間から解放されます。結果として、「手続きが煩雑だから」といった理由による無断キャンセルの防止も期待できるでしょう。

受講者の利便性が向上することで、主催者の対応コストも軽減され、主催者・受講者にとってメリットのある運用が実現します。

研修・セミナーの受付管理に役立つ予約システムの便利機能

予約システムの機能「reservation system」の文字
研修の受付管理システムを選ぶ際、単に「予約ができる」という機能だけではありません。

「特定の会員への人数制限」「自社システムとの連携」といった機能で、研修の効率的な運用が可能になります。

ここでは、予約システムの基本機能から業務効率に役立つ「柔軟性」や「拡張性」含めた予約システムの便利機能をご紹介します。

予約システムの基本機能

まずは、予約管理システムの基本的な機能をそれぞれの特徴をもとにご紹介します。

予約管理機能

予約管理機能とは、予約を自動で受け付け、リアルタイムで空き枠の管理を行う機能です。空き枠が予約で埋まると自動的に予約受付を停止し、キャンセルで空き枠がでると自動的に予約受付を再開します。

通知・リマインダー機能

通知・リマインダー機能は、メールやLINEなどで予約者や管理者に予約内容を通知する機能です。予約時に予約日時を通知することに加え、予約日が近づくと予約確認通知を自動で配信します。

顧客管理機能

顧客管理機能とは、予約時に取得した氏名・メールアドレス・電話番号などの予約者情報を蓄積・管理する機能です。

予約時に情報を取得できても、顧客情報として蓄積されないシステムもあります。予約管理システムで顧客情報を管理したい場合は、導入前に確認するとよいでしょう。

決済機能

決済機能は、予約料金を事前に支払える仕組みです。銀行振込やコンビニ払いなど多様な方法がありますが、オンラインで完結するものとして、主にクレジットカードやPayPayなどが利用されます。事前支払いを導入することで、当日の会計作業が減り、スタッフは受付やサービスに専念できます。

予約管理システムの中には、会員・非会員や予約時間に応じて料金の出し分けが可能なものもあります。

研修・セミナー運用の効率化におすすめの機能

ここでは、複雑な研修運営に対応し、データ活用にも対応できるおすすめの機能をご紹介します。

複雑な条件に対応した受付設定

複雑な研修運営の要件に対応するためには、研修の種類や受講者の属性に応じた柔軟な予約条件の設定機能が必要になります。

特定の会員への人数制限や、受講必須・任意といったルールをシステム側で制御できないと、管理者が手動でチェックする手間が残ってしまいます。

柔軟な受付設定ができることで、「特定の会員は月3回まで予約可能」など予約回数を制限したり、「新人研修を受けたら次のステップの研修のみを表示する」など階層に応じた受付が自動で実施できます。

細かく複雑な研修ルールに沿った受付をシステム上で完結することで、手動でのチェック作業をなくし、運用ミスを防ぎます。

ウェブ会議ツールの連携

オフラインとオンラインが混在するセミナーや研修では、オンライン・オフラインどちらにも対応できる機能が必要です。特にオンラインセミナー(ウェビナー)では、ウェブ会議ツールの設定やID/PWの連携、受講者へのURLの共有などの手間が発生します。

ウェブ会議ツールへの連携に連携した予約システムでは、予約が完了した受講者に対して、自動で専用の参加URLやID/PWをメールで追記・送信が可能になります。これにより、オンライン特有の煩雑な事務作業やフォローアップの漏れを防ぎます。

既存システムとのデータ連携

業務全体の効率を高めるためには、予約システムが、人事情報システムや顧客管理システムといった既存の社内システムとスムーズに連携できる拡張性が重要です。

予約システムで管理される受講者名簿や受講履歴などのデータを、人事や顧客管理のマスターデータへ手動で転記する必要がなくなるためです。これにより、データの二重管理や入力ミスのリスクを解消できます。

多くの予約システムは、CSVによるデータのインポート/エクスポート機能に加え、API連携機能を提供することで、システム間のデータ連携を自動化します。

例えば、社員情報マスタから最新の情報を取得したり、受講完了後にその履歴を人事管理システムへ自動で蓄積したりすることが可能です。

このようにシステム連携を強化することで受付業務の効率化に留まらず、組織全体のデータ活用にもつながります。

予約システム導入で受付管理を効率化した事例

導入事例
予約システム導入後のイメージは、機能表を見るだけでは実感することは難しいです。ここでは、弥生株式会社様が予約システム「チョイスリザーブ」を導入した事例を、課題や具体的な活用した機能とともにご紹介します。

導入前の課題

無料セミナー管理において社内システムと予約システムを併用していて、システム間のデータ連携ができていませんでした。

特に、有料セミナーの開始に伴い、社内規約上、決済処理を基幹の販売管理システムを通す必要がありました。予約情報をもとに販売システムへ手で入力を行うことで、手間や人的ミスのリスクが生じることが課題となっていました。

活用した予約システムの機能

この複雑な課題を解決するため、予約システムで以下の機能が活用されました。

API連携機能

予約情報を基幹の販売管理システムへ自動で取得・連携できるように、参照系データAPIを活用しました。これにより、予約受付から決済、販売管理に至るまでの一連のプロセスを自動化しました。

特定メニュー管理者権限

セミナー主催者であるビジネスパートナーごとに管理者IDを発行し、各パートナーが自身の予約情報を確認・管理できるよう、権限を細かく設定・制限しました。

導入後の変化

システム導入後は、業務自動化による効率化と人的ミスのリスクが解消されました。

業務自動化による効率化

予約が入ると、ビジネスパートナーが自身の管理画面で内容を直接確認できるようになりました。さらに予約情報がAPI連携によって販売管理システムへ自動的に取り込まれるフローが確立されました。これにより、手作業によるデータ連携が不要となり、業務効率が大幅に向上しました。

人的ミスのリスクが解消

手作業によるデータ連携がなくなった結果、連携にかかっていたコストが削減され、データ転記に伴う人的ミスのリスクが解消されました。

▼弥生株式会社様の導入事例の詳細はこちら
「セミナー予約を自動化」基幹システムとのAPI連携で、スムーズな導入と運用を実現

研修・セミナーの受付管理システムを選ぶ際のポイント

研修・セミナー予約管理システムの選び方
研修・セミナーの受付管理システムを選ぶ際のポイント研修受付管理システムの導入は、事務作業の効率化と人的ミスの削減を実現します。しかし、数多くのシステムの中から選ぶためには、単なる機能の有無だけでなく、自社の運用に最適なシステムを見極めるのは困難です。

ここでは、後悔のないシステム選定を実現するために、重要となる4つのポイントを解説します。

費用対効果が適切か

システムの導入コストとランニングコストが、削減できる事務工数や人的ミスのコストと見合っているかを確認することが大切です。単に価格の安さだけでなく、システムの導入により得られる効果を含めて総合的に判断するとよいでしょう。

導入前の担当者の工数や精神的な負担、人的ミスや受付時間の制限による機会損失リスクなどを考慮しておくことをおすすめめします。

システム導入には、初期費用、月額利用料(もしくはメンテナンス費用)が必要になります。選定時にシステム会社へ要件を伝え、見積もりを取得することで、費用対効果を試算が可能です。

自社の課題に近い実績があるか

研修受付管理システムを選ぶ際、自社と同じような課題感や運用規模での導入実績があるか確認しましょう。

単にシステムを導入したという結果だけでなく、具体的な課題解決のプロセスを確認することで、導入後の参考になります。

導入事例がウェブサイト上に公開されていない場合でも、ベンダーに直接問い合わせることで、課題解決に類似した具体的な事例を紹介してもらえることがあるので、一度問い合わせてみるとよいでしょう。

自社のセキュリティ要件に適合しているか

予約管理システムの選定時には、自社のセキュリティ要件に合致するか確認しておきましょう。

システム選定後に、セキュリティ要件に合致しない場合は、再度システム選定から始める必要があるので、機能要件を伝える際にセキュリティについても確認することをおすすめします。

導入から運用までを支えるサポート体制があるか

システム導入はスタートであり、その後の安定運用と業務改善を継続するためには、ベンダーのサポートが欠かせません。

導入に際して、現行業務のヒアリングや新しいフロー(To-Be)の要件定義を支援してくれる体制があるかを確認してください。これにより、スムーズな移行計画を立てることができます。

導入後も、システム操作に関する疑問だけでなく、業務運用の改善提案や、細かな機能要望に柔軟に対応してくれる体制があるかを確認してください。これは、システムを長期的に活用するための安心材料となります。

研修・セミナーの受付管理に最適な「ChoiceRESERVE」

パソコン携帯予約管理システム画面
ChoiceRESERVEは、研修・セミナーに対応した機能の他にも、5,000件を超える導入実績から得られたノウハウにもとづき、最適な運用をご提案します。

複雑な予約要件とワークフローへの柔軟な対応

ChoiceRESERVEは、単純な予約フォームでは対応が難しい複雑なルールの自動化に対応し、管理者の手動チェックや調整業務の削減をサポートします。

たとえば、特定の会員(団体)ごとに申込人数に制限を設けるなど、研修ごとの細かなルールをシステム側で設定・制御が可能になります。これにより、手動で制限をチェックし、申し込みを調整する手間を軽減できます。

また、主催者ごとに管理権限を細かく制限する機能により、主催者ごとに情報セキュリティを保つことができます。

基幹システムとの連携で「データの分断」を解消

販売管理システムなど、御社の既存の基幹システムとAPI連携を行うことで、予約データ(名簿、決済情報など)を自動で連携できます。これによりデータの二重入力や転記ミスを削減し、事務工数の大幅な削減が可能になります。

また、予約情報だけでなく、受講者情報、空き状況を一つのシステムで管理するため、関係者間で最新の情報をリアルタイムで共有しやすくなり、属人化や人的ミスの防止につながります。

受講者の利便性を高め、管理者の対応負担を軽減

受講者自身がウェブ上で24時間いつでも予約確認、キャンセル、日程振替といった手続きを行えるようになります。これにより、管理者への問い合わせ電話やメールの発生を減らし、対応に要する時間とコストの削減に貢献できます。

デモサイトをご用意しているので、ぜひご確認ください。
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導入前・導入後のサポートが充実

ChoiceRESERVEは、導入前の複雑な要件定義から運用後の要望対応まで一貫して伴走し、システムの安定稼働と継続的な改善をサポートします。単なる技術サポートではなく、導入前も導入後も、現場の業務フローと課題を伺いながら、最適な運用方法をご提案します。

オフライン・オンライン問わずセミナーや講習会の集客は予約システムで

本記事では、「研修・セミナー」の受付管理において、予約システムのおすすめ機能と選定ポイントを解説しました。システム導入の目的は、単に受付をウェブ化するだけでなく、複雑なワークフローを自動化し、データの一元化を通じて業務効率化と安定運用を実現することが理想です。

導入初期にすべての理想を実現することが難しい場合は、まずは自社にとって最もクリティカルな課題(例:日程振替の手間、システム分断など)に対応できるシステムを優先的に検討するのも現実的な選択肢の一つです。

この記事で解説した機能や選定ポイントを参考に、貴社の課題解決に最適なシステムを見つけてください。

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