

予約システムASPは手軽に予約サイトを運用したいユーザーに便利な存在です。この記事では、予約システムASPの概要とメリット・デメリットを解説します。
予約システムASPの概要
最初に予約システムASPについて概要を確認しておきましょう。
予約システムASPとは
予約システムASP(Application Service Provider)は、予約システム(の機能)を提供しており、アプリ自体を予約システムASPと呼ぶこともあります。ユーザーは自社でアプリを用意することなく、インターネット経由で手軽に予約システムを利用することが可能です。
多業種で活用される予約システムASP
予約システムASPは数多く存在しており、さまざまな業種に向けた各種のアプリが活用されています。ユーザーに必要なのは、自社の用途に適した機能・設定を備えた使い勝手のよいアプリ、予約システムASPを選ぶことです。
▼おすすめの予約システムについては以下の記事で詳しく解説しています。
「2023年最新版予約管理システムおすすめ20選を徹底比較! 無料プランやお試しがあるものも紹介」
▼スマホで使う予約アプリについては以下の記事をご覧ください。
「予約アプリとスマホで機動力のある予約管理を! おすすめのアプリ4選も紹介」
予約システムASP導入のメリット・デメリット
予約システムASP導入の主なメリット・デメリットを紹介します。
導入のメリット
予約システムASPはクラウドサービスの一種で、ユーザーは専用インフラを持つことなく低コストで利用できます。クラウドだから場所を選ばず、どこでも利用可能です。バージョンアップなどの対応もASP任せで使えます。
予約システムASPを導入することで、予約受付から確認メールの送信、顧客データの管理など、手間のかかる業務の自動化が可能です。電話やFAXなどを使った予約の場合、対応する人員の配置に加えてデータの入力、突合といった作業が発生します。
顧客にとっての利便性のよさも大きなメリットです。電話を掛けたり、手書きしてFAXを送ったりといった予約方法を面倒に感じる顧客は少なくないでしょう。予約システムASPを導入することで、顧客は24時間いつでも手軽に予約できるようになります。利便性のアップにより、予約数増加が期待できるでしょう。
導入のデメリット
予約システムASPの利用には、ランニングコストとして利用料金がかかります。利用をやめるまで発生する費用です。また、数ある予約システムASPにはそれぞれに特徴があり、機能的に自社のニーズにマッチしていないASPがあるかもしれません。ユーザーインターフェースも一様ではなく、使い勝手の問題も生じ得ます。
セキュリティレベルは原則としてASP次第です。多くのASPは情報漏洩などが起こらないよう、万全のセキュリティ対策を講じているでしょう。しかし、自社のセキュリティポリシーと一致するとは限らない点を考慮する必要があります。予約システムASPを導入するなら、安心できるセキュリティ対策を講じているASPを選ぶことが重要です。たとえば予約システム「ChoiceRESERVE」では、セキュリティ強化の機能を豊富に用意しています。
▼予約システムの機能や導入方法については以下の記事が参考になります。
「必要な機能から検討する、予約システムの作り方と導入方法【無料で使えるツールもあり!】」
予約システムASPの利用には十分な比較検討が必要
予約システムASPは数多く、ニーズによって選び分ける必要があるといえるでしょう。よく調べないで導入すると自社の状況にマッチしないといった事態に陥るおそれがあります。利用する際には、デモやお試しも含めて十分な比較検討が必要です。